平成20 年10月10日
各 位
特定非営利活動法人
かごしま保健医療福祉サービスを考える会
理事長 宇都由美子
鹿児島大学病院クラーク(医療秘書)養成講座開講のお知らせ
拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、このたび鹿児島大学病院からの業務委託を受け、当法人主催により第2 回クラーク(医療秘書)養成講座を開講することになりました。おかげさまを持ちまして、第1回目の養成講座から8 名の修了者を出すことができました。クラーク(医療秘書)は、今や医療機関の質的サービスの向上に不可欠な存在であり、また、平成20年度の診療報酬改定では特定の病院を除く医療機関において、一定の患者数に対する医療事務補助者の配置により、診療報酬が得られる仕組みも導入されました。このようにクラーク(医療秘書)に対する需要が急増する中、人材供給が間に合わないという状況も見受けられるようになっているところです。
鹿児島大学病院におきましても、医師の業務負担の軽減と適正な診療報酬請求の実現のために、平成20年10月からクラーク(医療秘書)の導入を開始しました。本養成講座は、急性期医療機関において、今最も必要とされているDPC関連の知識、医学管理料の基礎知識、診断書作成支援システムの操作をはじめとするコンピュータの基礎技術など、豊富な演習を取り入れ、即戦力になるクラーク(医療秘書)を短期間で養成するためのものです。3日間の講義および演習を経て、習得した知識や技術を確認するための試験を受け、一定の成果を修めた方には修了証を発行致します。
鹿児島大学病院におけるクラーク(医療秘書)導入にあたっては、本養成講座を修了された方を業務受託仕様要件にあげています。また、鹿児島大学病院に限らず、本養成講座を修了された方が得られた知識、技術は、多くの医療機関で必要とされるノウハウに通じるものですので、是非、多くの方のご参加をお待ち致しております。
敬 具