第19回これからの病院経営と患者サービスを考える会

大ホールの定員300名に達しました。
お申込みが続いていますので、今後受付された方は、中継室でのご参加になります。

ごあいさつ

平成29年10月吉日

拝啓、時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
師走の大変お忙しい時期に、今年も「これからの病院経営と患者サービスを考える会」へのご参加をお願いする候となりました。1年の締めくくりを兼ねて、本会を忌憚のない意見交換の場としていただけましたら、幸甚に存じます。

2018年の診療報酬と介護報酬のダブル改定の影響で一体何が変わるのでしょうか。結論から申し上げると、施策の方向性自体は従来のものから大きな変更はないと思われます。施設から在宅への流れを推進し、そのための報酬改定による誘導や医療と介護の連携、地域単位でのケア提供体制の構築という大きな流れが、ますます加速することでしょう。これらの取組みはここまでやってきたものの、目標に対するアウトプットが足りないということで、抜本的な改革を行い、更に徹底するための仕切り直しが行われるのが2018年の改定と言えます。

一方、2018年度はダブル改定のみならず、第7次医療計画・第7期介護保険事業(支援)計画・第3期医療費適正化計画がスタートします。つまり、今後の医療・介護施策において極めて大きな節目となります。施策の中で目標年度とされている2025年は、人口のボリュームゾーンである団塊の世代が、要介護になる確率が高まる後期高齢者に移行してくる年です。現状のまま進むと、予算も専門職も足りず、医療も介護も、ひいては国家財政もパンクしてしまう、という事態に陥ってしまうことになります。目前の喫緊の課題に対して、「利用者の視点に立って切れ目のない医療及び介護の提供体制を構築し、国民一人一人の自立と尊厳を支えるケアを将来にわたって持続的に実現していく」ことが目的として掲げられています。とは言っても、限られた医療資源の中で、いかに効率よく必要量と提供量を精査していくか、あるいは、サービス対象や提供主体の最適化を図っていくかという発想の転換も含めたドラスティックな変革が求められています。

本研究会におきましては、これらの諸問題に精通した専門家をお招きし、皆様と一緒に考える機会を持ちたいと企画しました。バイタリティーに溢れる講師の先生方から、豊富な知識と経験に基づいたお話を伺うことができれば、きっと皆様方の明日からの仕事の糧にしていただけると確信しております。
皆様とお目にかかれますことを祈念して、ご挨拶の言葉に代えさせていただきます。


鹿児島大学病院 医療情報部長
NPO法人 かごしま保健医療福祉サービスを考える会
理事長 宇都 由美子

概要

講座名 第19回これからの病院経営と患者サービスを考える会
開催日時 2017年12月16日(土)12:00~17:30
開催場所

鹿児島大学医学部鶴陵会館 大ホール
(〒892-8520 鹿児島市桜ケ丘8-35-1)

参加費 一般 3,000円(学生 1,000円)
定員 300名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
申込締切期限 2017年12月1日(金)正午(定員に達し次第、締め切らせていただきます)
主催・共催 特定非営利活動法人 かごしま保健医療福祉サービスを考える会
(NPOアームスかごしま)
鹿児島大学病院 医療情報部

お申し込み

  • FAXでお申込いただくか、 E-mail (kangae18@m2.kufm.kagoshima-u.ac.jp)でお申込下さい。
  • 振込先等について、詳しくは申込書をご確認ください。
  • 参加費の払い戻しは致しかねますので、予めご了承ください。詳細は、事務局までお問合せください。
お申し込み・
お問い合せ先
NPOアームスかごしま
 鹿児島大学病院医療情報部内
〒890-8520 鹿児島市桜ヶ丘8-35-1
FAX.099-275-5177
TEL.099-275-5176(平日10時~16時)
E-mail:kangae18@m2.kufm.kagoshima-u.ac.jp

プログラム

12:00 開場
12:55 開会の挨拶
13:00~14:00

講演1
「平成30年度診療報酬改定の動向~
急性期医療を提供する医療機関はいかに対応するか~」

座長:熊本 一朗氏 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科教授
講師:谷澤 正明氏 一般社団法人 日本血液製剤機構
          事業本部 事業戦略部 参事

14:05~15:05 講演2
「私の民間企業での経験 野村證券~城山観光ホテル」
座長:林 勝幸氏 鹿児島大学病院 事務部長
講師:伊牟田 均氏 鹿児島大学 監事(業務監査)
15:05~15:20 休憩
15:20~16:50 特別講演
日本看護協会会長職6年間を経て
~これからの看護を提言する~

座長:宇都 由美子 鹿児島大学病院医療情報部長(兼)副病院長
講師:坂本 すが氏 東京医療保健大学 副学長 
          公益社団法人日本看護協会 前会長
16:50~17:20 全体討論
17:25 閉会の挨拶

講座・セミナー

  • 医療クラーク養成講座
  • 病院経営と患者サービスを考える会
  • 病院経営と患者サービスを考える会
  • これまでの活動
  • 賛助会員入会のご案内

このページのTOPへ