第21回これからの病院経営と患者サービスを考える会
ごあいさつ
令和元10月吉日
拝啓、時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
師走の大変お忙しい時期に、今年も「これからの病院経営と患者サービスを考える会」へのご参加をお願いする候となりました。1年の締めくくりを兼ねて、本会を忌憚のない意見交換の場としていただけましたら、幸甚に存じます。
本会が21回目を迎える2019年は、「働き方改革」が本格的に始動し始めたということを、それぞれの立場で実感した年でした。労働基準法が改正され、これまでの限度基準告示による上限は、罰則による強制力がなく、また特別条項を設けることで、上限なく時間外労働を行わせることが可能となっていました。今回の改正によって、罰則付きの上限が法律に制定され、さらに、臨時的な特別な事情がある場合にも上回ることができない上限が設けられました。違反した場合は、罰則(6か月以下の懲役または30万円以下の罰金)が使用者に科される恐れがあります。
建設業、自転車運転の業務、医師については2024年3月31日まで猶予期間が設けられました。医療は社会性が極めて高く、医師をはじめとする医療者は、国民の健康と生活を守るという重要な使命を担っております。「働き方改革」が進む中で、医療者は国民の視点と自らの業務改善の視点をバランスよく関連付けていく必要があります。
そのような意味で、今回、オーソリティーの3名の講師の先生方をお招きすることが出来ました。お一人目は公益社団法人日本看護協会において、看護労働・確保対策担当を中心になってお務めになっておられる奥村元子先生、お二人目は日本病院会副会長で、厚生労働省医師働き方改革に関する検討会の構成員であられる岡留健一郎先生、そしてお三人目が経済産業省政策統括調査官の江崎禎英先生です。
今回は、この3名の先生方から、私達が直面している問題解決のヒント、あるいは今後の将来展望など、多くのことが学べることと確信致しております。本研究会におきましては、講師・座長を交えて会場の皆様とともに全体討論会を行うことを恒例としております。今回もバイタリティーに溢れる講師の先生方に、忌憚なくご質問やご意見をお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。本会へのご参加が、皆様方の明日からの仕事の糧にしていただけると確信しております。
敬具
鹿児島大学病院 医療情報部長(兼)特命副病院長
NPO法人 かごしま保健医療福祉サービスを考える会
理事長 宇都 由美子
概要
講座名 | 第21回これからの病院経営と患者サービスを考える会 |
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開催日時 | 2019年12月14日(土)12:00~17:30 |
開催場所 | 鹿児島大学医学部鶴陵会館 大ホール (〒890-8520鹿児島市桜ケ丘8 丁目35-1) |
参加費 | 一般 3,000円(学生 1,000円) |
定員 | 250名(定員になり次第、締め切らせていただきます) |
申込締切期限 | 2018年12月4日(水)正午(定員に達し次第、締め切らせていただきます) |
主催・共催 | 特定非営利活動法人 かごしま保健医療福祉サービスを考える会 (NPOアームスかごしま) 鹿児島大学病院 医療情報部 |
お申し込み
- FAXでお申込いただくか、 E-mail (a-kangaeru@a-kangaeru.jp)でお申込下さい。
- 振込先等について、詳しくは申込書をご確認ください。
- 参加費の払い戻しは致しかねますので、予めご了承ください。詳細は、事務局までお問合せください。
お申し込み・ お問い合せ先 |
NPOアームスかごしま 鹿児島大学病院医療情報部内 〒890-8520 鹿児島市桜ヶ丘8-35-1 FAX.099-275-5177 TEL.099-275-5176(平日10時~16時) E-mail:kangae20@m2.kufm.kagoshima-u.ac.jp |
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プログラム
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