第23回これからの病院経営と患者サービスを考える会
ごあいさつ
令和5年10月吉日
拝啓、時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
師走の大変お忙しい時期に、今年も「これからの病院経営と患者サービスを考える会」へのご参加をお願いする候となりました。コロナ禍にあって3年間の中断を余儀なくされ、昨年22回目を開催したわけですが、皆様の御支援のおかげで、300名以上の方にご参加いただくことができました。
さて、社会全体がWithコロナからAfterコロナへと大きく舵を切り直しつつあります。医療界においては、病床確保料等の特例措置について10月以降見直しを行い、2024年4月からは確保病床に依らない通常の対応への完全移行という基本的な考え方が示されています。コロナ関連の補助金などによって支援されたものの、社会保障費の圧縮や医師の働き方改革などの課題に加え、電気料金の高騰などの影響もあり、病院経営における収益環境は厳しさを増してきております。また、病院を標的としたサイバー攻撃の発生は、医療現場の運営に影響をきたす事態になりかねない危険もあり、BCPのための少なからぬ投資を余儀なくされています。これらの要因に対して、個々の医療機関の受ける影響は異なると思われますが、方向性を誤ると経営が悪化する恐れも出てくることとなり、まさに気を緩めることができない状況にあります。
本会は、コロナ禍においてリーダーシップを発揮してこられた病院管理者や看護管理者の皆様方に、必ずお役に立てる最新の情報をいち早くお届けできるようにと計画致しました。昨年に引き続き、麻生泰会長に講師をお願いしたところ快くお引き受け下さり、「明るい病院づくり」という素敵なテーマをお示しくださいました。医務技監となられ益々多忙を極めておられる迫井正深先生は、「鹿児島とのご縁を大切にしたい」とご快諾くださり、医療DXに関する未来志向のお話を伺えることになりました。鹿児島大学医学部のご出身で厚労省医療技術評価推進室長という重責を担われておられる木下栄作先生は、「鹿児島の皆さんのために、少しでもお役に立つようなお話ができればと」と講師を御引き受けくださいました。今回は、この3名の先生方から、私達が直面している問題解決のヒント、あるいは今後の将来展望など、多くのことが学べることと確信致しております。また、宇都は鹿児島の地域特性に応じた看護-介護情報連携を「鹿児島モデル」として構築していくことをお話申し上げたいと考えております。
本研究会におきましては、講師・座長を交えて会場の皆様とともに全体討論会を行うことを恒例としております。今回もバイタリティーに溢れる講師の先生方に、忌憚なくご質問やご意見をお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。本会へのご参加を、皆様方の明日からの仕事の糧にしていただけば、望外の喜びです。
敬具
鹿児島大学病院 医療情報部長(兼)特命副病院長
NPO法人 かごしま保健医療福祉サービスを考える会
理事長 宇都 由美子
概要
講座名 | 第23回これからの病院経営と患者サービスを考える会プログラム |
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開催日時 | 令和5年12月16日(土)12:00~17:20 |
場所 | かごしま県民交流センター 大ホール 〒892-0816 住所:鹿児島市山下町14番50号 |
参加費 | 一般 3,500円(抄録集代込み 抄録集が不要の方は3,000円)、学生 1,000円 |
定員 | 280名(定員になり次第、締め切らせていただきます) |
申込締切期限 | |
主催・共催 | 特定非営利活動法人 かごしま保健医療福祉サービスを考える会 (NPOアームスかごしま) 鹿児島大学病院 医療情報部 |
お申し込み
- FAXでお申込いただくか、 E-mail (a-kangaeru@a-kangaeru.jp)でお申込下さい。
- 振込先等について、詳しくは申込書をご確認ください。
- 参加費の払い戻しは致しかねますので、予めご了承ください。詳細は、事務局までお問合せください。
お申し込み・ お問い合せ先 |
NPOアームスかごしま 鹿児島大学病院医療情報部内 〒890-8520 鹿児島市桜ヶ丘8-35-1 FAX.099-275-5177 TEL.099-275-5176(平日10時~16時) E-mail:a-kangaeru@a-kangaeru.jp |
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プログラム
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