第25回 これからの病院経営と患者サービスを考える会の開催に際して
ごあいさつ
令和7年11月吉日
拝啓、時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
師走の大変お忙しい時期に、今年も「これからの病院経営と患者サービスを考える会」へのご参加をお願いする候となりました。さて、2025年は皆様にとりまして、どのような1年でしたでしょうか。病院を取り巻く環境は、エネルギー代の高騰、人件費の上昇、円安による医療材料費の値上げなど、トリプルパンチに見舞われ厳しさを増すばかりです。一方、少子高齢化の進展による現役世代人口の急減という新たな局面に対応するために、医療・福祉サービス改革プランとして、2040年時点で単位時間当たりのサービス提供を5%(医師は7%)以上改善することが目標とされ、具体的にロボット・AI・ICT等の実用化推進が目指されています。また、現在の世代のニーズに対応しつつ、将来の世代が必要とする環境や資源を損なわない持続可能な社会基盤作りのために、「働き方改革」が政府主導で強力に進められています。効率性や生産性の向上に真摯に対峙していかなければ、医療機関としても介護施設としても生き残れないという社会が、すぐ目の前に迫ってきています。
本会は、病院管理者や看護管理者の皆様方に、必ずお役に立てる最新の情報をいち早くお届けできることを目指しております。昨年に引き続き、厚労省医務技監の迫井正深先生に特別講演をお願いしたところ、「医療財政政策と病院運営」というまさに時宜を得たテーマをいただきました。また、教育講演として、内閣感染症危機管理統括庁審議官の眞鍋馨先生に、「我が国の感染症対応と令和6年度診療報酬改定の意図」というテーマで、病院経営における感染症対応の意義について、お話を伺える機会をいただきました。さらに、同じく教育講演として、薬剤費が病院経営に及ぼす影響が甚大になってきていることを受けて、鹿児島大学病院薬剤部教授の寺薗英之先生に病院経営における薬剤師の貢献について、熱く語っていただきます。三名の講師の先生方のお話は、私たちに大いに元気と活力を与えてくださるものと確信しております。
本研究会におきましては、講師・座長を交えて会場の皆様とともに全体討論会を行うことを恒例としております。今回もバイタリティーに溢れる講師・座長の先生方と、忌憚のない意見交換ができますことを期待しております。本会へのご参加を、皆様方の明日からの仕事の糧にしていただけば、望外の喜びです。
敬具
NPO法人 かごしま保健医療福祉サービスを考える会
理事長 宇都 由美子
概要
| 講座名 | 第25回これからの病院経営と患者サービスを考える会プログラム |
|---|---|
| 開催日時 | 令和7年12月20日(土) 12:00~17:20 |
| 場所 | カクイックス交流センター(かごしま県民交流センター)大ホール (〒892-0816 鹿児島市山下町14-50) |
| 参加費 | 一般 3,500円(抄録集代込み) 学生 1,000円 |
| 定員 | 280名(定員になり次第、締め切らせていただきます) |
| 申込締切期限 | 2025年12月5日(金) |
| 主催 | 特定非営利活動法人 かごしま保健医療福祉サービスを考える会 (NPOアームスかごしま) |
お申し込み
- E-mail (a-kangaeru@a-kangaeru.jp)もしくはFAXでお申込ください。
- 振込先等について、詳しくは申込書をご確認ください。
- 参加費の払い戻しは致しかねますので、予めご了承ください。詳細は、事務局までお問合せください。
| お申し込み・ お問い合せ先 |
NPOアームスかごしま E-mail:a-kangaeru@a-kangaeru.jp FAX.099-252-2466 TEL.099-252-2465(問い合わせ用 平日10時~15時) 〒890-0053 鹿児島市中央町34番25号 ネオアクシス中央町702 |
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プログラム
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